大晦日の横浜散策(H23−12−31)
桜木町駅前の桜木町二丁目交差点で国道16号を、花咲町二丁目交差点で新横浜道り(桜川新道)を渡り、野毛大通り(県道218号)を西進、横浜にぎわい座、ぱっとしない正月飾りが続く商店街を過ぎ、日ノ出町交差点で横浜駅根岸道路(市道80号)を渡る。平戸桜木道路(県道218号)と名前が変わり、日ノ出町1丁目交差点を経て、初音町交差点で左折、藤棚浦舟通り(市道81号)へ進み、京急本線黄金町駅、大岡川に架かる太田橋と通り、伊勢佐木町6丁目交差点で左折、伊勢佐木町商店街へ入る。
伊勢佐木町は長い商店街であるが、1丁目、2丁目はイセザキモールと言い、3丁目から7丁目までは伊勢佐木町商店街と称し街の雰囲気も微妙に違う。伊勢佐木町6丁目交差点のモニュメントから伊勢佐木町商店街に入り西進、5丁目の街路を飾るモニュメント、4丁目駐車場に大きな絵が飾られ、その脇に伊勢佐木町ブルースの歌碑がある伊勢佐木町ブルース記念碑と過ぎて、伊勢佐木町3丁目交差点で横浜駅根岸道路(市道80号)を渡り、イセザキモール(2丁目)へ入る。1丁目の「ゆず」が店の前で路上ライブ活動をしていたことでも有名な旧横浜松坂屋、旧カレーミュージアムと経て、伊勢佐木町入口交差点のモニュメントを出て、根岸線関内駅手前のガード下を進む。
馬車道を北上、イギリスからやってきたガス灯たち、近代街路樹発祥之地碑を見て馬車道交差点で国道16号線を渡る。馬車道を進み、関内ホール、旧川崎銀行横浜支店、旧横浜正金銀行本店、旧富士銀行横浜支店と過ぎて。本町四丁目交差点で本町通りを渡り、万国橋通りへ入る。横浜第二合同庁舎(旧生糸検査所)、みなとみらいが見える大岡川に架かる万国橋を経て、万国橋交差点のワールドポーターズに至る。
万国橋通りのサークルウォーク交差点で右折、国際大通りへ入り赤レンガ倉庫に向かう。赤レンガパークの旧横浜港遺構へ進み、旧横浜港駅プラットフォーム、旧税関事務所遺構、海上保安資料館の工作船展示館を見た後、大さん橋やみなとみらいがきれいに見える赤レンガパークから赤レンガ倉庫に向かう。
国際大通りの新港橋を渡り、開港の道(山下臨港線プロムナード)に進む。象の鼻パーク沿いに歩き、象の鼻テラス、 スクリーンパネル、横浜税関(クイーンズタワー)、神奈川県庁(キングタワー)、大さん橋を見つつ、突き当りで左折して山下公園へ入る。山下公園では正月イベントやNHK「ゆく年くる年」の準備が進められ、氷川丸前のサンディエゴから寄贈された水の守護神像がある大噴水を経て、山下公園中央口交差点で山下公園通りを渡る。
中華街東門交差点で本町通りを渡り、横浜中華街へ入り、観光客で賑わう中華街大通りを歩く。なぜ中華街に、と思う有名チェーン店の寿司屋や、正月用食品の屋台で賑わう聘珍樓、「よしもと おもしろ水族館」と過ぎて、善隣門を出て左折、長安道を進み地久門を通り、関帝廟道に入る。関帝廟、山下町公園と経て天長門で左折、南門シルクロードを北上して朝陽門(東門)を出て右折、本町通りへでてみなとみらい線の元町中華街駅に至る。
東京、横浜の紅葉・黄葉名所巡り 3部作 #3 横浜散策(三渓園〜港の見える丘公園〜山下公園通り・日本大通り)(H23−11−21)
根岸線の根岸駅から左は山が迫り、右の海沿いに旧新日石(現 JX日鉱日石エネルギー)根岸製油所が続く本牧通りを東進、間門交差点で左折して紅葉の桜並木をひたすら歩く。本牧和田交差点で右折、住宅街を南東に進み、最初の交差点で右折して桜並木の住宅街を南西に進むと三渓園の正門に着く。
三渓園は、生糸貿易で財をなした横浜の実業家原三渓(本名:富太郎)の元邸宅で、明治39(1906)年一般に公開された。戦後に原家の私庭だった内苑も公開された。175,000u(約53,000坪)の庭園は広大で、3区画に分けて三渓園を紹介する。正門から入ると正面に大池があり、旧燈明寺三重塔が遠望できる。大池沿いに右手から歩くと旧原家住宅の鶴翔閣(横浜市指定有形文化財)があり、横山大観など三渓と交流のあった多くの文化人らが出入りした場所としても知られている。内苑に入り、三渓記念館を見物後、御門(横浜市指定有形文化財)をくぐると原三渓が隠居所として建てた白雲邸(横浜市指定有形文化財)、数寄屋風書院造として別荘建築の臨春閣(重要文化財)、旧天瑞寺寿塔覆堂(重要文化財)と廻る。内苑の色付いた木々を楽しみつつ、工事中の春草廬、旧天瑞寺寿塔覆堂の裏手を経て内苑を出て大池沿いを歩く。原三渓之碑前の菊花展は規模は小さいものの、いくつもの懸崖が並び、花の大きさも立派である。大池沿いを進み、三渓園茶寮の先で右折、聖武天皇の勅願寺である京都燈明寺にあった三重塔へ向かい、そこから見える旧燈明寺本堂の屋根は立派である。大池の高浜虚子句碑や色付いた木々を眺めつつ、大池の中にある四阿の涵花亭を過ぎ、白木の観心橋を渡って三渓園天満宮を右折する。爆撃により消失した楠公社の由緒(観心寺)から観心橋と名付けられた。現在廃寺となっているが近年まで京都に所在した日蓮宗の寺院の旧燈明寺本堂(重要文化財)の前には菊花展が開かれている。戻って三渓園天満宮前を通り、八つ橋を渡り盆栽展を見た後、正門に至る。
元来た道を戻り本牧和田交差点で本牧通りを渡り、新本牧公園へ入る。長方形の新本牧公園の北の外れに本牧神社があり、社殿の右奥に鳥居を出て階段を上って行くと本牧山頂公園がある。紅葉にはまだ早い本牧山頂公園は休憩所だけの広場で、和田山の丘に向かうが行き止まりで、戻って左折し、本牧マイカル口へ向う。急坂を下り、イスパニア通りのベイタウン本牧5番街前を通り、本牧マイカル(現 イオン)前交差点で左折、本牧通りへ進む。紅葉した桜並木の本牧通りを北上、山手警察署前交差点で右折しイトーヨーカドー本牧店の向かいにある小港町二丁目交差点で左折する。突き当りの二股路で右に進むとワシン坂入口交差点である。ワシン坂はかなり長い急坂で、自転車で上ることは困難で、ワシン坂病院、木々におおわれて眺望が全くきかないワシン坂上公園、山手ヘレン メモリアル教会と過ぎるとベイブリッジが見え出し、大韓民国総領事館に至る。山手111番館の先の噴水広場から港の見える丘公園に入り、神奈川県近代文学館、霧笛橋、沈床花壇左の桜の木々を巡るが、春の満開の面影はまるで無いのに驚かされる。展望台からベイ・ブリッジ、本牧ふ頭、山下公園を眺めた後、フランス山に進み、フランス領事官邸、遺構色付いた木々の間を下り、パルタール・パビリオンを経て、フランス橋を渡る。フランス橋を渡り、向かいの横浜人形の家を経て山下公園通りへ入り、きれいに黄葉したイチョウ並木の山下公園通りのマリンタワー前交差点、山下公園中央口交差点を過ぎ、開港広場交差点で左折、大桟橋通りへ進み、きれいに紅葉したケヤキ並木の大桟橋通りを歩く。大さん橋入口交差点で右折、本町通りへ入り港郵便局前交差点で左折、日本大通りへ進んできれいに黄葉したイチョウ並木の日本大通りを南西に進み、突き当りの横浜公園で左折する。中区役所交差点で右折、大桟橋通りを渡り、玄武門から横浜中華街に入って北門通りを歩き 加賀町警察署西交差点を過ぎて善隣門から入り、中華街大通りを東進、朝陽門を出て右折、本町通りへ進んでみなとみらい線元町中華街駅に至る。
残暑の横浜の海辺散策(H23−09−06)
横浜駅東口のそごう横浜店2階からかもめ歩道橋を渡り、客船のデッキを模したデザインの横浜ベイ・クオーター3階に入る。メイン広場からみなとみらい大通りへ下り、右に日産グローバル本社、左に富士ゼロックスR&Dスクエアが見える帷子川に架かるみなとみらい大橋を渡り、とちのき通り西交差点で左折、とちのき通りへ進む。
とちのき通りを東進、J1のマリノスタウン、高島中央公園と過ぎて、高層マンション群やパシフィコ横浜展示ホールがある臨港パーク入口交差点で国際大通りを渡る。交差点を過ぎた後、雑草が生い茂る土手が続き、本当にあるのだろうかと不安に思う頃に、工事現場入口のような臨港パーク入口に着く。
臨港パークに入り、工事現場に向かうような道を進むと夏には海水を入れて池にし、子供たちが遊ぶ汐入の池に出る。汐入の池からは正面のベイブリッジを見つつ、渚沿いにパシフィコ横浜に向かう。
芝生広場手前の木立には、日本ブラジル修好100周年記念の歴史と未来への讃歌ー虹空間 ’95モニュメント、日本人ペルー移住100周年記念像「リマちゃん」、フルーツ・ツリー Fruit Tree 2001のモニュメントが並ぶ。台風12号の影響からか、けっこう波がある渚沿いを歩き、パシフィコ横浜の国立大ホールの先に水上バス乗船場のぷかりさん橋があり、その横の階段を上り横浜パシフィコプラザへ行く。
サークルのパシフィコ横浜のプラザから、ヨコハマ・グランド・インターコンチネンタルホテル、会議センター、国立大ホール、展示ホールを見た後、クイーンモール橋を渡り、クイーンズスクエアに入り、広々とした空間で、モールというよりもプロムナード(遊歩道)であるクイーンモールを歩く。
ヨーヨー広場のモニュメント「モクモクワクワク ヨコハマヨーヨー」の先のランドマークタワーに進み、吹き抜けになって縦方向に広々としたランドマークプラザを出て、みなとみらい大通りへ出る。
ランドマークタワーからみなとみらい大通りを南下、さくら通り西交差点を過ぎ、帆船日本丸の先に桜並木で有名で、大岡川越しにみなとみらい風景を楽しめる汽車道に進む。ナビオス横浜を抜けると万国橋通りの万国橋交差点で、渡った先にある開国博「はじまりの森」跡経由で赤レンガ倉庫へ向う。
赤レンガ倉庫の2号館と1号館の間を歩くと、左に海上保安資料館横浜館の北朝鮮工作船展示室、右に水上バス乗船場のピア赤レンガがあり、その背後に大さん橋がある。キングタワー(神奈川県庁)、クイーンタワー(横浜税関)を見つつ、新港橋を渡ると象の鼻パークである。
象の鼻パークは横浜港発祥の地であり、開港150周年を記念し整備された。象の鼻パークの開港の丘 横浜開港150周年記念碑、象の鼻テラス、開港波止場 スクリーンパネルの列柱、山下臨港線プロムナードと経て、象の鼻防波堤前の大さん橋に着く。停泊している船がないため、大さん橋見学は中止し、開港広場前交差点で左折、山下公園通りへ進む。
開港広場前交差点で右折、山下公園通りを東進、山下公園へ入り、インド水塔、停泊する船がいない大さん橋、氷川丸、沈床花壇を見てまわる。水上バスは1時間おきなので中華街で昼食をとり、時間調整をし、水上バス(Sea Bass)チケット売り場に戻る。
山下公園の水上バス乗船場からシーバス5号に乗り、船尾から出港して少しずつ旋回して船首を進行方向に向けていく。
出港直後の山下ふ頭沖を始め、ポイントごとに動画を撮っているのでぜひご覧頂きたい。大さん橋の南側(山下公園側)から水上バスは回りこんで赤レンガ倉庫側に向かう。大さん橋沖のベイブリッジは青空に映えて見事である。赤レンガ倉庫のピア赤レンガを出港後、海上保安庁の巡視船の陰になっているが、北朝鮮工作船の白い展示室が見える。赤レンガ倉庫沖ではベイブリッジはだんだん離れていくのが分かる。
みなとみらいのパシフィコ横浜に近づくと独特の形のヨコハマ・グランド・インターコンチネンタルホテル手前のぷかりさん橋に向かう。出港後、波はますます高くなり、岸辺を洗う白い波頭が良く見える臨港パークを遠望しつつ航行する。臨港パークから帷子川に入り、遠くに富士ゼロックスのR&Dスクエアを見つつ、山下埠頭とを結ぶみなとみらい橋、貨物線の鉄橋下をくぐり、左に曲がって帷子川に架かるみなとみらい大橋の下をくぐり抜け、そごう横浜店前で回頭、横浜ベイ・クォーターに向かい乗船場に着く。
「コクリコ坂から」舞台の街・横浜 港の見える丘を歩く(H23−07−23)
募集案内によれば、『「映画「コクリコ坂から」ゆかりの地などを巡るコースです。劇中設定の年、1963(昭和38)年当時の定番デートコースや、山手西洋館などの見所を集めました。』とあるが、初めての場所もあり、急坂に悩まされたりと、面白かった。
桜木町駅から野毛大通りに出て花咲町二丁目交差点で左折、新横浜道り(桜川新道)を南下、ガード下をくぐり右折、根岸線沿いに歩く。関内駅手前で左折し、馬車道へ入り北東に進む。馬車道交差点で国道16号を渡り、市民文化会館関内ホール、写真師・下岡蓮杖顕彰碑、歴史的建造物の旧横浜正金銀行本店と過ぎ、旧富士銀行横浜支店がある本町四丁目交差点で右折、本町通りへ進み、本町三丁目交差点の旧東京三菱銀行横浜中央支店に至る。
本町通りの開港記念会館(ジャックタワー)がある県庁前交差点を過ぎ、港郵便局前交差点で左折、日本大通りへ入って神奈川県庁(キングタワー)前を歩き、開港資料館前交差点で右折、海岸通りへ進み、開港広場前交差点を渡り山下公園通りへと歩く。山下公園に入り、インド水塔付近で大桟橋やみなとみらい風景を見た後、赤い靴をはいた女の子像、氷川丸、東端の石のステージ、石の階段と見て、マリンタワー前交差点で山下公園通りを渡り、横浜マリンタワーに至る。
横浜マリンタワーから山下公園通りを戻り、山下公園中央口交差点で左折、中華街東門交差点で本町通りを渡り、朝陽門(東門)から横浜中華街へ入る。聘珍樓、萬珍楼などの老舗の大店が並ぶメインストリートの中華街大通りを歩き、善隣門を出て左折、長安道へ進み関帝廟通りの地久門前を通って突き当たりで右折、山下長津田線へ出て、西の橋交差点で左折、本牧通りに進み中村川に架かる西之橋を渡る。
本牧通りの元町交差点で左折、入口に鳥のモニュメントが飾られた元町商店街へ入り、GAP角で右折、横浜外人墓地横を進んで急坂を上るとアメリカ山公園である。アメリカ山公園は、アメリカ公使館の用地として予定されていたが自邸を構えたため、書記官が住み、戦後整備されたものである。公園の北端にあるみなとみらい線の連絡通路の長い階段を下り、元町・中華街駅に着く。
港の見える丘公園のフランス山入口にあるパルタール広場から階段を上り、展望台に向かう。結構長くて急な坂であるが、エスカレーターなどなく、上るも下るも年配者には大変である。フランス領事官邸遺構を過ぎ、展望広場からベイブリッジなどを見た後、港の見える丘公園前交差点から出て、山手本通りへ進む。横浜外人墓地、元町公園前の横浜山手聖会堂、山手234番館と来て元町公園に着く。横にはエリスマン邸、べーリック・ホールがあり、その前に横浜雙葉学園がある。
山手本通りの代官坂上交差点で左折、突き当たりの元街小学校前で左折して石垣沿いに右折、道なりに歩き日本庭球発祥之地碑がある山手公園に着く。さらに歩き、突き当たりで左折、右にカトリック山手教会がある山手本通りへ戻り西進、三育幼稚園前交差点に至る。
山手本通りの案内板に従い右折、山手イタリア山庭園へ向かうと外交官の家がある。外交官の家は東京渋谷の南平台に建てられた明治政府の外交官内田定槌氏の邸宅を、階段下のブラフ18番館は関東大震災後に建てられた外国人住宅を移築復元した。山手イタリア山庭園を出て、大丸谷坂を下り、ゴールの石川町駅南口に至る。